Dungeon of Mebius R

夏の陣No.20より

 

 

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ダンジョン探索RPG

魔王城の地下に出現した、謎の迷宮をどんどん進んでいく

ストーリー要素はほとんど無く、

ただひたすらに娘様を強化して敵をボコりまくる

そんなゲームである

 

 

 

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特徴的な要素として、

"フォース" と "スキル" というシステムがある 

フォースは、娘様自身の能力を強化していくもので、

スキルは、特殊効果のついた装備のようなもの

敵は低確率でいろいろなスキルを落とし、

それを装着することで有利に探索を進められるようになっているのだが、

フォースの強化だけで十分戦えるようになっている

少なくとも俺のプレイングだと、

『レベルを上げて物理で殴る』

タイプのゲームだと感じた

 

ここまででなんとなく理解できると思うが、

ゲームバランスはかなり大味

頭を使うくらいなら敵を殴りまくって強化、

そして強くなってもっと強い敵を倒しまくってさらに強化

その流れが最後まで続く

 

こう書くとつまらなそうに聞こえるかもしれないが、

キャラクターをじわじわ強くしていくというのはRPGの基本で、

この単純作業が妙に心地よい

システム面はシンプルながら親切設計なので、

面倒な要素というものがほとんどない

 

敢えて言うなら、ヘタに仲間を雇うと、

演出の長い魔法を連発されまくったりして、

戦闘のテンポが悪くなることくらいだろうか

娘様一人で十分クリアできるし

 

少し話が逸れるのだが、

SRPGサモンナイト

これは、萌えキャラがこれでもか! というくらい出てきて、

その中から自分のお気に入りのキャラをひいきして徹底的に鍛えるシリーズである

(と、俺は考えている)

 

で、このサモンナイトの初代

経験値を全部主人公につぎ込むと、一切頭を使わなくとも、

一人で無双してラスボスまで楽勝で進めてしまうのだ

仲間の必要性一切なし!

 

メーカー側もこれはマズイと考えたのか、続編の2以降では、

SRPGらしく、一人で突っ込むと敵に囲まれてボコられる順当な調整が施された

しかし俺はこの時、寂しさを感じたのだ

 

「無双してえ…!

 頭なんか使わず、出てくる敵をゴミクズのように蹴散らしてえ…!」

 

この 『Dungeon of Mebius R』 でむーちゃん無双をしている時、

初代サモンナイトをプレイしている時と同じ感覚を感じた

この大味さがいいんじゃあないか

 

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ただ、もうちょっとだけストーリー要素はあってもよかったかなーとは思う

終わり方がすごい切なかった…